宮崎地学百八景


山・滝・地形・断層、褶曲・節理・堆積構造・火山地形・岩石・シラス・番外
などのシリーズがあります。

宮崎地学百八景・山

1-1.
名称:新燃岳の噴気
撮影場所:韓国岳
みどころ:新燃岳の噴気。西側斜面にも噴気がみえる。
撮影日:2008/11/13。
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1−2.
名称:新燃岳の噴気アップ版
撮影場所:韓国岳
みどころ:噴気のアップ
撮影日:2008/11/13。
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1−3.
名称:新燃岳(1420m) 。
場所:小林市。
みどころ: エメラルドグリーンの水面が幻想的。火口付近には噴気が多い。
1−4.
名称:高千穂峰と新燃岳。
場所:高原町。
みどころ:昭和40年代初頭の撮影、新燃岳のガリー(写真右端)がない。
 
1−5.
名称:高千穂峰(1574m)。
場所:高原町。
みどころ:秀麗な火山・御鉢の噴気口と噴気。翼を拡げたような高千穂峰と手前の噴火口は新燃岳。
 
2.
名称:御鉢。
場所:高原町。
みどころ:御鉢の噴気口と噴気。平成16年10月2日。
 
3.
名称:韓国岳(1700m)。
場所:えびの市
みどころ:霧島山系で最もポピュラーな山。登山道の荒れが気にかかる。
4.
名称: 甑岳(1301m)。
場所:えびの市
みどころ:横から見ると左右対称な台形。
5.
名称:硫黄山。
場所:
みどころ:。
6.
名称:祇園山(1307m)。
場所:五ヶ瀬町。
みどころ:九州発祥の地と呼ばれている。 5億年前の古生層。
 


宮崎地学百八景・滝

7.
名称: 関之尾の滝。
場所:都城市。
みどころ:入戸溶結凝灰岩を基盤とした滝、5月には滝を横断する鯉のぼりが見られる。

名称:鹿川渓谷の一枚岩の天然すべり台
場所:延岡市北方町鹿川
みどころ:花崗岩のシーテング節理が発達している。

9−1
名称:行縢の滝
場所:延岡市
みどころ:岩壁にゼノリスと花崗斑岩の節理が見える。
9−2
名称:行縢の滝
場所:延岡市
みどころ:岩壁にゼノリスと花崗斑岩の節理が見える。
  
10.
名称: うのこの滝。
場所:五ヶ瀬町。
みどころ:阿蘇−4溶結凝灰岩の滝。
11.
名称:真名井の滝と柱状節理。
場所:高千穂町五ヶ瀬川。
みどころ:阿蘇(Aso-3)の大噴火によって溶結した凝灰岩を刻む
  12−1.
名称:ままこ滝。
場所:須木村。
みどころ:加久藤溶結凝灰岩
  12−2.
名称:ままこ滝。
場所:須木村。
みどころ:加久藤溶結凝灰岩
   13.
名称:櫓の轟。
場所:小林市三宮峡。
みどころ:残したい日本の音風景百選(加久藤溶結凝灰岩)
14.
名称:小布瀬の滝。
場所:日南市酒谷。
みどころ:入戸火砕流の溶結凝灰岩。
15.
名称:香花谷の滝。
場所:北川町。
みどころ:石英斑岩の風化模様が美しい。


宮崎地学百八景・地形

16−1.
名称:陸繋島。
場所:宮崎市青島。
みどころ:陸繋島と鬼の洗濯岩。
16−2.
名称:陸繋島。
場所:宮崎市青島。
みどころ:陸繋島と鬼の洗濯岩。
17.
名称:陸繋島。
場所:南郷町銅島。
みどころ:陸繋島。
18.
名称:タフォニィ。
場所:宮崎市双石山。
みどころ:塩類集積による砂岩の風化形態。
19.
名称:砂岩層と海食洞
場所:日南市鵜戸神宮。
みどころ:厚い砂岩を穿った海食洞と、洞内につくられた社殿。
20.
名称:砂岩層の奇岩。
場所:日南市鵜戸。
みどころ:鵜戸海岸の奇岩群。
21.
名称:海蝕台。
場所:日南市鵜戸。
みどころ:砂岩層の海蝕台。遠景は傾斜した厚い砂岩層。
22.
名称:海蝕洞。
場所:梅ヶ浜(日南市)。
みどころ:砂岩層中の断層沿いに発達。
23.
名称:海蝕洞。
場所:南郷町深鍋海岸。
みどころ:宮崎層群の基底礫岩層に見られる。
24.
名称:海蝕地形。
場所:南郷町外浦海岸。
みどころ:宮崎層群の海蝕地形
25.
名称:宮崎層群の海食台。
場所:宮崎市堀切峠。
みどころ:砂岩泥岩の互層、鬼の洗濯板と呼ばれる。
26.
名称:天の安河原。
場所:高千穂町。
みどころ:洞窟は阿蘇の火砕流堆積物で柱状節理が発達しています。 日本の神話のふるさとです。
27.
名称:大断崖
場所:梅ヶ浜(日南市)。
みどころ:砂岩層(上位)と砂泥互層(下位)の露頭。崩れた岩塊は波浪により浸食される海蝕洞。
28.
名称:獅子岩。
場所:梅ヶ浜(日南市)。
みどころ:砂岩が浸食され獅子の横顔に似た。
29.
名称:きのこ岩。
場所:小林市。
みどころ:加久藤溶結凝灰岩。人には言うなよ 語るなよ(野口雨情)
30.
名称:関之尾の甌穴。
場所:都城市。
みどころ: 世界一の甌穴と看板にあり。
31.
名称:甌穴。
場所:南郷村。
みどころ: 花崗斑岩に穿たれた甌穴
32.
名称:ポットホール(甌穴)。
場所:宮崎市青島。
みどころ:周辺には大小のポットホールが点在する。大きいものは直径2,3m、小さいものは20〜30cm。
33.
名称:渓流浸食によるノッチ。
場所:久木野相ヶ谷川渓谷。
みどころ:壁は小林火砕流、河床は久木野礫層
34−1.
名称:槙峰遠望。
場所:延岡市北方町。
みどころ:リングダイクを構成する矢筈岳と比叡山。
34−2.
名称:矢筈岳と比叡山。
場所:日之影町。
みどころ:リングダイクを構成する矢筈岳と比叡山。
35.
名称:可愛岳。
場所:北川町。
みどころ:リングダイクを構成する。
36.
名称:坂元棚田。
場所:日南市酒谷甲。
みどころ:日本の棚田百選。
37.
名称:シラスドリーネ。
場所:高城町平八重。
みどころ:シラス台地の陥没地形。
38.
名称:宮崎層群のケスタ地形。
場所:日南市富土付近から北方向。
みどころ:日南海岸の岬部分は、宮崎層群の厚い砂岩層がキャップロック状となりケスタ地形となっている。
39.
名称:リアス式海岸。
場所:延岡市浦城港。
みどころ:日豊海岸公園。



宮崎地学百八景・断層

40−1.
名称:延岡衝上断層の露頭。
場所:延岡市東海海岸。
みどころ:上位=北川層群、下位=神門層せん断質頁岩。
40−2.
名称:延岡衝上断層の露頭。
場所:延岡市東海海岸。
みどころ:上位=北川層群、下位=神門層せん断質頁岩。
40−3.
名称:シュードタキライトの露頭。
場所:延岡市東海海岸。
みどころ:延岡衝上断層に伴うシュードタキライト。
41.
名称:延岡衝上断層の露頭。
場所:椎葉村栂尾。
みどころ:上位=三方岳砂岩(石英質)、下位=神門せん断質頁岩。
42.
名称:仏像構造線。
場所:椎葉村上仲塔。
みどころ:上盤中生代石灰岩、下盤四万十累層群頁岩。
43.
名称:仏像構造線の露頭。
場所:日之影町。
みどころ:上位=中生代の石灰岩、下位=四万十の頁岩。
44.
名称:共役断層。
場所:南郷町博奕浦。
みどころ:断層のある部分は鞍部となる。
45.
名称:共役断層 。
場所:高久浜(延岡市)。
みどころ:北川層に見られる共役断層



宮崎地学百八景・褶曲

46.
名称:シェプロン褶曲。
場所:西米良村津賀瀬。
みどころ:現在は変色している(撮影者足立富男)。
47.
名称:乱雑構造。
場所:南郷町深鍋海岸。
みどころ:日南層群の乱雑層に見られる。
48.
名称:神門層。
場所:東海海岸(延岡市)
みどころ:神門層のメランジュ構造。
49.
名称:褶曲。
場所:高久浜(延岡市)。
みどころ:北川層の褶曲
50.
名称:褶曲。
場所:安井浜(延岡市)。
みどころ:北川層の褶曲
51.
名称:褶曲。
場所:金山浜(延岡市)。
みどころ:北川層の褶曲



宮崎地学百八景・節理

52.
名称:溶結凝灰岩と五ヶ瀬川。
場所:高千穂町五ヶ瀬川。
みどころ:溶結凝灰岩の柱状節理(高千穂峡)
53.
名称:馬ヶ背
場所:日向市。
みどころ:日本一の柱状節理、高さ70m。
54.
名称:クルスの海。
場所:日向市、日向岬。
みどころ:直交する二方向の節理が、十字をつくっている。願い事がかなうらし いので願い事がある人は行ってみてください。
55.
名称: 柱状節理。
場所:都農町。
みどころ:川面に映る柱状節理が美しい。
56−1.
名称:柱状節理(安山岩)。
場所:韓国岳北峯。
みどころ:近くにゆくと50センチ位開口している所もあります。
56−2.
名称:柱状節理(安山岩)。
場所:えびの市。
みどころ:韓国岳北峯遠景。
    57.
名称:屏風岩。
場所:小林市。
みどころ:三宮峡の加久藤火砕流・溶結凝灰岩。
    58.
名称:阿蘇3と4の露頭。
場所:高千穂町尾橋渓谷。
みどころ:渓流に面する部分は阿蘇3、水面から約8mにある影の部分から上が阿蘇4。
59.
名称:シーティング節理。
場所:鹿川。
みどころ:シーティング節理(鹿川)。
60.
名称:板状節理(安山岩)。
場所:矢岳川(高原町)。
みどころ:板を積んだような節理、この安山岩にはオリビンが含有されている。
61.
名称:碁盤の目節理。
場所:西都市雪降山。
みどころ:碁盤の目。
62.
名称:ラジアルジョイント。
場所:南郷町博奕浦。
みどころ:砂の中に礫があると放射状の節理ができる。
63.
名称:層内節理。
場所:延岡市安井浜。
みどころ:層内節理


宮崎地学百八景・堆積構造

64.
名称:砂岩ボール。
場所:日向市日知屋。
みどころ:四万十層の厚い頁岩層の中に巨大な砂岩ボール。
65.
名称:砂岩ノジュール。
場所:清武町丸目。
みどころ:地元・丸目地区では乳岩さんと呼ばれ、神話がある。宮崎層群の厚い砂岩層中に産する。
66−1.
名称:砂岩泥岩互層。
場所:宮崎市青島。
みどころ:砂岩泥岩中の断層(黄色線)断層による地層のずれ。
66−2.
名称:砂岩泥岩互層。
場所:宮崎市青島。
みどころ:鬼の洗濯板と呼ばれる。
67.
名称:砂岩泥岩互層。
場所:宮崎市白浜。
みどころ:鬼の洗濯板と呼ばれる。亀裂は断層。
68.
名称:砂岩頁岩の細互層。
場所:南郷町博奕浦。
みどころ:日南層群にある洗濯岩
69.
名称: 砂岩頁岩互層。
場所:高久浜(延岡市)。
みどころ: 北川層の砂岩と頁岩の互層
70.
名称:メランジュ層。
場所:串間市都井岬。
みどころ:オリストストロームによる乱雑層。
71.
名称:メランジュ層。
場所:串間市小崎。
みどころ:オリストストロームによる乱雑層。
72.
名称:不整合。
場所:市木海岸。
みどころ:上は宮崎層群基底礫岩と下は日南層群
73.
名称:不整合。
場所:南郷町深鍋海岸。
みどころ:上部は礫層、下部は日南層群の乱雑層
74.
名称:無整合。
場所:南郷村。
みどころ:四万十層砂岩(写真上半部)と花崗斑岩(写真下半部)の接触面
75.
名称:基底礫岩層。
場所:市木海岸。
みどころ:宮崎層群の基底礫岩層
76.
名称:石炭層。
場所:南郷町深鍋海岸。
みどころ:日南層群中の石炭層
77.
名称:コンボリューションラミナ。
場所:南郷町深鍋海岸。
みどころ:揺動葉理?
78.
名称:コンボリュート葉理
場所:宮崎北バイパス。
みどころ:宮崎層群に見られたコンボリュート葉理ですが、のり面保護工のため 今は見えません。
79.
名称:ロードキャスト。
場所:市木海岸。
みどころ:宮崎層群中に見られる荷重痕。
80.
名称:火炎構造。
場所:市木海岸。
みどころ:宮崎層群中に見られる。
81.
名称:フルートキャスト。
場所:日南市猪崎鼻。
みどころ:昔の水流の跡です。流れの方向が解ります。
82.
名称:河道痕。
場所:南郷町深鍋海岸。
みどころ:宮崎層群の基底礫岩層の中に見られる。
83.
名称:火山灰の露頭。
場所:綾町二反野。
みどころ:
84.
名称:アカホヤ火山灰の露頭。
場所:高原町蒲牟田。
みどころ:
85.
名称:火山灰の年輪状堆積。
場所:田野町元野。
みどころ:
86.
名称:赤色土の露頭。
場所:茶臼原。
みどころ:赤色土。
87.
名称:泥炭層の露頭。
場所:宮崎市。
みどころ:温帯性泥炭。
88.
名称:岩壁と下部の崖錐。
場所:日南市瀬平。
みどころ:砂泥互層の岩壁と下部に堆積しつつある崖錐。



宮崎地学百八景・火山地形

89.
名称: 神々溝(かんがみぞ)。
場所:都城市夏尾。
みどころ:宮崎のギャオ。尾根筋にあり、フランスパンの背中のように割れている。
90.
名称: 溶岩樹形。
場所:矢岳川源流部。
みどころ:浅間山では天然記念物になっている。
91.
名称: 炭化木。
場所:矢岳川源流部。
みどころ:新燃岳の噴火によって埋められた木が、川の洗掘によって出てきたもの。



宮崎地学百八景・岩石

92−1.
名称:枕状溶岩の露頭
場所:南郷村鬼神野。
みどころ:一抱えもあるボール状の緑色岩がミゴトです(宮崎県指定名勝)。
92−2.
名称:枕状溶岩のアップ。
場所:南郷村鬼神野。
みどころ:はるか昔、赤く焼けた溶岩が海中に噴き出した様子を想像してください。緑色は緑泥石の色です。
93.
名称:多色頁岩。
場所:南郷村鬼神野。
みどころ:火山灰が海中に噴出、堆積した。
94.
名称:枕状溶岩。
場所:北方町槇峰。
みどころ:五ヶ瀬川河床。
95.
名称:枕状溶岩。
場所:北川町。
みどころ:森谷観音滝。
    96.
名称:阿蘇3と4の露頭。
場所:高千穂町尾橋渓谷。
みどころ:転石中のユースタティック構造、黒曜石が熱と圧力によって引き延ばされている(うなぎの寝床)。
    97−1.
名称:清武石。
場所:宮崎市。
みどころ:清武石の石切場。
    97−2.
名称:清武石。
場所:宮崎市。
みどころ:清武石。
    98−1.
名称:饅頭石。
場所:南郷村越表。
みどころ:阿蘇4火山灰中。
    98−2.
名称:饅頭石。
場所:西都市。
みどころ:地元では鬼の目石。
    99.
名称:アンモナイトの化石。
場所:五ヶ瀬町。
みどころ:2006年に発見された、直径30cm(足立撮影)。現在は県立博物館に展示されている。



宮崎地学百八景・シラスシリ−ズ

100.
名称:シラスの土柱。
場所:都城市庄内町。
みどころ:柱の上には軽石がのっている。
101.
名称:シラスを構成するもの。
場所:都城市庄内町。
みどころ:シラス中の軽石と角礫(シャープペンシルの右側、黒色物)。
102−1.
名称:シラスの崩壊地。
場所:山之口町五十山。
みどころ:
崩壊地の頭部規模は小さい。
102−2.
名称:シラスの崩壊地。
場所:山之口町五十山。
みどころ:崩壊は初期にはブロック状である。
103.
名称:シラス土取り場。
場所:都城市庄内町。
みどころ:シラスは道路の路床材料として使われる。横線は小段、縦線はガリー(雨裂)。
104−1.
名称:。
場所:高原町梅ヶ久保。
みどころ:シラス:火砕流堆積物、テフラ:降下火山灰堆積物。
104−2.
名称:シラスバルーン。
場所:高原町梅ヶ久保。
みどころ:シラスバルーン(シラス中にできた中空球体、直径は0.3〜1mm)。 細長いものはシャープペンシルの芯で太さは0.5ミリ。
105.
名称:二次シラス。
場所:えびの市。
みどころ:降下火山灰堆積物、成層構造が見られる。
106.
名称:シラスと御池ボラ。
場所:都城市夏尾町。
みどころ:シラスの上に御池ボラ。
107.
名称:クロボクと御池ボラ。
場所:高原町蒲牟田。
みどころ:クロボクと御池ボラ(ミイケ降下軽石)、ミイケは4600年前。
108−1.
名称:アカホヤ模式地蒲牟田。
場所:高原町蒲牟田。
みどころ:アカホヤと上部の皇子スコリア他。
108−2.
名称:火山豆石。
場所:高原町蒲牟田。
みどころ:アカホヤの特徴的な火山豆石。下部は牛の脛ローム。




宮崎地学百八景・番外


名称:外所(とんどころ)地震の記念碑。
場所:宮崎市熊野字島山。
みどころ:外所地震は1662年10月31日(寛文2年9月20日)に日向灘で発生し 沿岸地域では大きな被害を受けました。この災害を忘れないために、50年毎に石碑を建て被災者の供養と災害に対する戒めとしています。このような記念碑は日本で唯一です。

名称:耳川と坪谷川の合流
場所:東郷町。
みどころ:冠岳から望む東郷町と後背山地。

名称:竜巻。
場所:日南市猪崎鼻。
みどころ:下に延びた雲は海につながりませんでした。
撮影データ
撮影日時:2005年5月28日 14:32
撮影場所:宮崎県日南市
海上の岩は「七つ岩」小島は「小場島」右端は「猪崎鼻」




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