サボテン公園南側地すべり


1.サボテン公園南側地すべり状況写真
 1.7.第7報(7月24日):岩峰と小岩塊の風化の進行状況について
崖錐の堆積速度もまとめてみました。


1)崩壊後、現地に残された岩柱。この岩柱は走向、傾斜が周辺の宮崎層群と 同一であることから基盤岩である(撮影:平成16年10月24日)。



2)岩柱のスレーキング速度を計測するため、岩柱の南側にポールを立て、 ポールと岩柱との距離を測定開始(撮影:平成17年1月30日)。



3)スレーキングが進み、周辺は泥岩礫で覆われた。泥岩礫はさらに粘土化 し、流亡している(撮影:平成17年2月26日)。



4)南面(画面左)、北面(画面右側)のスレーキングの違いを見るために、 北面にもポールを立てた(撮影:平成17年4月23日)



5)スレーキング速度は1月から7月24日までの測定から1.8mm/dayが得られ た。この値から、岩柱の消滅は約1年7ヶ月後であることが求められた. (撮影:平成17年7月24日)



題:スレーキング堆積物の堆積速度

1)岩壁のスレーキングにより崖錐が形成されている。



2)埋没しつつあるアコウ。



3)落下する礫により枝葉が損傷している。



4)2月26日から約5ヶ月間に2m堆積した。



題:小岩塊の風化の進行状況について


写真1.12月30日・ポールを設置し観測開始。 写真2.1月30日・小片化が進む
写真3.2月20日・小型化が進む。 写真4.7月24日・消滅


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