サボテン公園南側地すべり



2.4.12報(平成27年4月1日)その後。


@サボ南(旧サボテン公園南側):久しぶり
良い天気に誘われて、サボテン公園に行ってきました。
2004年の崩壊発生以来、多いときは月に4回来ていました。
ここ数年は変化も小さくなったので、年に2,3回でしたが、去年は一度も来ませんでした。
その間、砂岩層は全部剥がれ落ち、新しい面になってしまいました。
砂岩層下の砂泥互層が崩れて、砂岩層の支えがなくなり、
砂岩が岩塊となって落ちるまでは、だいたい10年です。
砂岩層の上部砂泥互層が崩れることは、全く予想していませんでした。
撮影:2015/3/28




Aサボ南(サボテン公園裏南側)
全体的に見ると以前に比較して、砂岩層の上部の崩壊が進んでいることが解ります。
崖錐には落下した砂岩塊が、崖錐全体にを埋め尽くすように分布しています。
したがって、この地域の崖錐には、直径が数mを越える砂岩塊が埋まっていることが予想されます。
崖錐をボーリングするときは注意、注意(^-^)
撮影:2015/3/28



Bサボ南崩壊、2005年10月の様子
サボテン公園南側崩壊の10年前の状態です。
今は黄色の横線のラインまで崖錐で覆われ、斜線のラインで崖錐が堆積しています。
上部の砂岩層までは約70mありました。
おおまかに言うと、70m÷10年は7m/年ということになりますが、
実際は、始めの頃は急速に堆積しましたが、6年後くらいからはゆっくりでした。
指数関数的というのでしょうか(^-^)
撮影:2005/10/16





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